【癖になっているぎっくり腰、克服するために必要な考え方】

「1年に一回は、ぎっくり腰を繰り返すんです」
「なるほど」

contents
1 ぎっくり腰は「癖になる」?
2 ぎっくり腰は「癖にしてる」!
3 ぎっくり腰は「克服できる」!!

1 ぎっくり腰は「癖になる」?

50代男性のKさんは、トラック運転手です。
「今回もまたぎっくり腰をしそうな感じなので来ました」
「あやしい前触れですか」
「このまま行ったら、嫌なパターンです」
なるほど、腰がしっかりとは伸びないですね。

「だいたい毎年、忙しくなるころにぎっくり腰をやっちゃうんですよ」
と、苦笑いです。
「くせになっているんでしょうかね」
「いえ、それは違いますよ」
「えっ?」
「くせになっている、のではなく、くせにしているのです」

『ぎっくり腰はくせになる』良く聞く言葉ですね。
でも皆さんは、この言葉の真意を、
『ぎっくり腰は一度すると、解剖学的に繰り返しやすくなる』と、勘違いしていませんか。

「・・・そうじゃないんですか?」
「そんな事はないんです」

2 ぎっくり腰は「癖にしてる」!

ぎっくり腰の、本当の原因はこうです。

ご本人さんの
・生活習慣
・運動習慣
・姿勢
・趣味
・嗜好
からの、『背中、腰が普段からバキバキ』

「・・・普段の私ですね」

ある日突然の、いきなりのきっかけとして、
・重いものを持つ
・起床時、弾みを使って起き上がる
・大きいくしゃみ
・不意に振り向く
・立ったままの脱ぎ履き などなど

「・・・わたし、それ全部でぎっくり腰したことあります・・・」
「それは大変でしたね・・・」

そして、
・薬を飲んで、
・湿布を貼って、
・仕事を休んで、
・安静にしていると、

「・・・楽になります」
「でもね、」

・生活習慣
・運動習慣
・姿勢
・趣味
・嗜好

「といった、原因はそのままなんですよ」
「なるほど」
「痛みが喉元を過ぎた後も、また以前の原因はそのまま」
「繰り返すはずですね」

3 ぎっくり腰は「克服できる」!!

ぎっくり腰は「克服できる」

というわけで、Kさんには普段からの腰の負担を楽にするためのトレーニングをお願いしました。
「体幹を鍛える事で、腰の後ろへの負担を、身体の前に持ってきます」
トランクソリューションという器具を装着して、体幹トレーニングをしてもらいましょう。

「身体が上の方に延びる印象がありますね」
「つまり、普段から身体を伸びる方向へは使っていなかった、という事ですね」

Kさんは予定通り5回のトレーニングで、ご自宅で行う体幹トレーニングのメニューを全て身に付けられました。
「今後なのですが、月に一回程度の通院で、調子の上がった体調を維持しやすくなりますよ」
「もうすっかりぎっくり腰の不安は消えましたけど、続けて通院しますね」

今では以前よりも姿勢が良くなって、周囲からも印象が明るい、と褒められるそうです。
ぎっくり腰を克服する流れでの、思わぬ副産物でした。

空いた時間に苦笑い、
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