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腰痛 膝から下

【背中から腰の痛みに対して、インソールで体幹の癖を修正】|上水戸整体院ブログ

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「左の背中から、腰にかけて痛いんです」

contents

1 目指せ、クールビューティー(笑)
2 セッターのジレンマ
3 痛みの原因と対策
4 インソール製作過程
5 最高の報酬は笑顔

 

1 目指せ、クールビューティー(笑)

Aさんは、近くの大学の女子バレー部員。
青森出身の津軽訛りが、癒し系の雰囲気の娘です。
「ホントはあたし、クールビューティーが目標なんです」
「無理だ、絶対無理だ、やめとけ」
と、茨城弁で全否定します。

 

2 セッターのジレンマ

問診票を左手で記入していました。
「左利きだね。利き足はどっち?」
「足も左です」
「ジャンプの踏切りも?」
「はい」
「背も高いし、レフティのアタッカーはチームでも重宝されるね」
「でもあたし、セッターなんです」
「あっ、そうなんだ」

どうしてもセッターは「のけぞる」機会が多いです。
ちゃんと体幹が備わっていないと、その分背中にかかる負担は強いわけで。

 

3 痛みの原因と対策

理学検査の結果、やはりAさんの体幹の働きは弱く、背中も左半身が強くこわばっています。
「ストレッチと体幹強化、そして「のけぞる」体の使い方の修正が必要だね。少し時間がかかるよ」
「・・・、」表情を曇らせます。
「?」
「今、朝起きる時から痛くて、練習もまともに出来ないんです」
「そっか・・・」
痛みから由来する悩みを、すぐに何とかしてあげないと可哀そうですね。

「ならば、インソールを作ってあげよう。インソールって知ってるかい?」
「靴の中敷きですか?」
「そうそれ。今度バレーシューズを持っておいでよ」
「はい」

 

4 インソール製作過程

後日シューズを持って来てもらって、改めて理学検査。
「左右に体をねじってごらん」

 

 

写真では、腰付近に回旋が出ていません。
おへそが左を向いていないです。

インソールは、中敷きに対してミリ単位の微調整を繰り返します。
まさしく一人一人、オーダーメイドの出来上がりになります。
作成中、
「まずここ。乗っかってみて」「はい」
1mmずらす。
「次、ここ」「・・・あっ、なんかしっくりきます」
1mmずらす。
「次、ここ」「もっといい感じです」
1mmずらす。
「ここは?」「・・・ちょっと変な感じです」
フィーリングを確認しながらの作成です。

「よし、これで完成! もいっかい確認しよう」
調整の終わったインソールの上に乗ってもらって、体幹回旋性の検査です。

「えっ!?」「おおっ!」
しっかりおへそも左に向けました。
左半身の筋緊張の緩和に、インソールが貢献しましたね。

 

5 最高の報酬は笑顔

「練習でこれを履くのが楽しみです!」
「再調整は必須だからね。また様子を聞かせておくれな」
「はい」
「それとね、」
「?」
「やっぱり君はクールビューティーより、笑顔が似合うよ」
「えへっ」
いい笑顔に出会える事が、この仕事の醍醐味の一つですね。

 

空いた時間に苦笑い
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