先日師匠の接骨院で、仁平さんを交えての「柄トレ」勉強会がありました。
仁平健一さん
関東北限のアスレティックトレーナー。
依頼主に鬼難度のトレーニングを課す事もいとわない、やっぱり変態。
新しい学びを踏まえて、早速当院にて実践しました。
contents
1 肉ばなれからの、不調
2 当院での「肉ばなれ」に対する施術の流れ
1 肉ばなれからの、不調
Iさん 50代 男性 水戸市在住
肉ばなれの直接の原因は、交通事故です。
3ヶ月ほど前、運転中に後ろから追突されて、左足を強く踏ん張った際に左ふくらはぎを肉ばなれしました。
市内の整形外科との連携の結果、痛みや腫れは相当軽減しましたね。
今現在の課題は、
就寝時の違和感
布団が当たっているだけで、しびれている
左拇趾の把持力低下
それによる、歩行時の易疲労
原因は走行からして、長母指屈筋と腓腹神経の癒着でしょうか。
正直、整形外科領域ではもう問題にされないレベルです。
でもだからといって、実際ご本人さんがつらく思っている症状に向き合わなくては、柔道整復師の名折れですな。
2 当院での「肉ばなれ」に対する施術の流れ
まずは立体動態波にて、深部への疼痛抑制を。
そして超音波で温熱を加えながら、fasciaリリースを実施。
少しでも疼痛抑制・可動域増加を達成したならば、いよいよ運動療法開始です。
柄トレ その1
柄の上で、手を振っています。
歩行と同じ重心変化を、下腿筋群に再教育します。
柄トレ その2
柄の上でスクワットをします。
下腿の柔軟性を引き出します。
足の前後を入れ替える事で、さらに負担が変化します。
柄トレ その3
両足MPでの横歩き。
最近流行った「一本下駄」に近いモノが。
狭い荷重面での重心変化に対応出来るようになります。
一人一人、オーダーメイドでトレーニングメニューを作成できるのが「柄トレ」の利点ですね。
空いた時間に苦笑い
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