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【本当は怖い肩こり、その裏に隠された頚椎症の症状】|上水戸整体院ブログ

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「最近肩こりがひどくて、背中も張って」
「ふむふむ」
「そのせいか肩~肘まで痛くて、最近右腕が挙がらないんですよ」
「・・・それ、肩こりと違いますよ」
「えっ?」

 

contents

1 本当は怖い「肩こり」
2「頚椎症」は治らない?
3「正しい姿勢」とは
4「鍛える」そして「使う」

 

1 本当は怖い「肩こり」

Nさん・70代男性・水戸市在住
定年後は早朝ウォーキングや庭木の手入れなど、趣味の時間を満喫している方です。
しかし一度物事を始めたら、何が何でもやりきる気合の人でもあります。

 

 

首がこる
よく寝違える
背中が張る
肩周りが痛む
肩~手首まで痛む
指がつる、上手く動かない

そんな症状の中には、本当の原因が「首の神経」由来のものもあります。
「首の神経」に何かの影響があって神経症状をきたす。
それが『頚椎症』です。
自分の経験では、全ての『肩こり』は『頚椎症』予備軍だと思います。

 

2「頚椎症」は治らない?

そんな『頚椎症』にもいくつか種類があります。
「後縦靭帯骨化症」などに代表される、軟部組織の変性。
「頸椎椎間板ヘルニア」のような、ヘルニア症状。
「骨棘」や「変形性関節症」などの、骨の変形。

Nさん「自分はどれですか?」
写真は、理学検査の模様です。

 

 

「理学検査からして、おそらく頸椎が変形して、骨の隙間が狭くなってます」
「・・・」
いつもタフに物事をこなすタイプですから、少々ショックを受けているようです。

「どうすれば治りますか?」
「骨の変形を治すなら、手術しかありません」
「・・・」
「ただし、症状を改善するなら、姿勢を正す事です」
「?」
「姿勢を良くする事で、首の骨の隙間が広がるんです」
「こうですか?」
と、胸を開きます。
「いや、そうじゃないんですよ」

 

3「正しい姿勢」とは

「肩甲骨は寄せるのではなく、下げるのです」
「!?」
「中心に寄せるだけでは、ただ胸を張るだけなのですよ」
「なるほど」
「肩甲骨を引き下げたならば、顎を引いて下さい。二重顎を作る様に」
「こうですか」
と、顎だけ引いてしまいますね。
「ハトが歩く様に、頭ごと引くのが正解です」
「・・・苦しいですね」
「それは、『正しい姿勢の為の筋肉』の働きが悪いからですよ」

 

4「鍛える」そして「使う」

というわけで、まずは良い姿勢をとる為の運動療法、その1です。

 

胸を開き、背中をすぼめる事で、肩甲骨をあるべき位置に誘導します。

そしてその2。

 

わき腹と背中を意識して動かす事で、体幹から良い姿勢を取りやすくなります。

さらにその3。

 

あれ? 動画が早送りになってますよ? どうなっているんでしょ?

せっかくだから使いましょう。顎を引く力を鍛えてる雰囲気は伝わったでしょうか?

 

大切なのは、
「筋肉を如何に鍛えるか」ではなく、
「筋肉を如何に使うか」という事です。
鍛えるだけで、正しい使い方を知らなくては、意味がありません。

「さあどうぞ、肩甲骨を引き下げて、顎を頭ごと引く!」
「・・・うん、先程より楽に出来ます」
理学検査で確認して、神経症状も改善しました。
「これがご自分の常になれば良いんです」
「いやぁ、苦しいですね」
だからこそ、毎日丁寧に運動療法を続けて下さいね。

 

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