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【足の芯が痛くて、力が入らないのは脊柱管狭窄症の疑いが】|上水戸整体院ブログ

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「左の足付け根と、腿の芯が痛いんです」
「なるほど」

 

contents
1 脊柱管狭窄症の主な症状
2 股関節の問題も、原因の一つ
3 脊柱管狭窄症の方が、気を付けるべき事 2つ
4 脊柱管狭窄症に対する、当院のアプローチ
4-1 電気治療と筋膜リリース
4-2 機能回復訓練
5 今回の気付き

 

1 脊柱管狭窄症の主な症状

50代・女性・Yさん
「それと、椅子から左足だけで立ち上がれなくて、力も入らないんです」
詳しく御自分の症状を把握していらっしゃいますね。
検査をするうえで、とても大切な判断材料になります。

さて、ベッドに仰向けで、足の親指に力が入るかどうか。
「うん、比べて左の親指の力が弱いですね」
腰を曲げた姿勢や、反らした姿勢など、様々な影響を確認します。

 

2 股関節の問題も、原因の一つ

次に、股関節を捻ってみます。・・・あれ? 角度が平均以上に出てますよ。
「Yさん、以前整形外科で、股関節のはまりが浅い、って言われた事ありますか?」
「あ、はい、あります」
寛骨臼蓋形成不全。
腰がつらい、とおっしゃって当院にお見えになる約2割くらいの方々に現れる所見です。

決して珍しい症状ではない、その理由の一つが、
「私、両親から、立つのが早い赤ちゃんだったって聞いてます」
現在、赤ちゃん向けの歩行器があまり使われなくなったのも、この影響だと言われています。

「脊柱管狭窄症の症状が出ていますね」
「まあっ」
「正直、54歳のYさんには少し年代的に早い症状です」
「特に今まで、そんなに激しいスポーツとかはしていませんが?」
「年代不相応に症状が出てしまった理由は、恐らく股関節です」

左右の股関節が背負うべき負担を、腰骨が代わりに請け負ってしまった。
その日々が、脊柱管内の肥厚変形を引き起こし、神経に触ってしまったのでしょう。

 

3 脊柱管狭窄症の方が、気を付けるべき事 2つ

「Yさんに置かれましては、今後の人生の注意点が2つあります」
「はい」
「まず一つは、脊柱管狭窄症の進行を食い止める事」

その為には

腰の負担を取り除く

そして、腰がしなやかに動くようにする

 

「もう一つは、股関節の働きを高めることです」

股関節の働きが高まれば

腰にかかる負担も楽になる

 

「将来、ひょっとしたら腰も股関節も手術しなくてはならない、そんな日が来るかも知れません」
「いや、それはちょっと・・・」
「その日を、可能な限り先延ばしにする事が大切です」

脊柱管狭窄症の脊柱固定術の副作用や、人工股関節の耐用年数を考えても、60歳早々の手術は好ましくありません。
「Yさん、人生において今動ける元気なうちに、自分への投資を始めませんか?」
「・・・判りました、ぜひとも」

 

 

4 脊柱管狭窄症に対する、当院のアプローチ

4-1 電気治療と筋膜リリース

先ずは、脊柱起立筋のリリースから。
ES-5000の立体動態波は、関節の問題にこそ、その存在意義をいかんなく発揮します。

その調子で臀部、及び腸腰筋のリリース。
ここまで済ますと、左足親指の力も戻ります。
「あら、治った?」
「Yさんが一人で、今のこの状態をキープ出来るなら治りましたよ」
そう、だから良い状態をキープ出来るように、大切なのは筋力トレーニングです。

 

 

4-2 機能回復訓練

Yさんの課題は、体幹の力とお尻の力。
それぞれ、腰のしなやかな動きと、股関節の適切な踏ん張りに重要な部分です。
3D-EMS(腹筋ピクピクの親分)の効果も併用しながら、痛みの出ないように、様々な動きをします。

 

 

息を切らしながらの体操が終了しました。
「さあ、いかがです?」
「・・・立ち上がって、こんなにも違うものなのね・・・」

 

5 今回の気付き

初診は、問診・説明・施術・トレーニング含めて2時間を超える事もざらです。
御自分の症状に何が今必要なのか、納得と危機感を持って頂きたいからです。
そしてもし自分が寄り添えるのなら、魂を削って施術させて頂きます。

 

魂を削った分は毎晩ビールで補給~
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