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手首の痛み 肘から先

【腱鞘炎・ドケルバン病の痛みを克服するために、病院と接骨院・整体院で出来る事】|上水戸整体院ブログ

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「これ程の症状でしたら、病院に行きましょう!」
「えっ?」

50代・女性・Hさん・水戸市在住
看護師という立場は、人の心身を過分にすり減らすお仕事です。
Hさんも、左手首のひどい痛みに悩まされていました。

「腱鞘炎、ですよね~?」
「うーん」
左手首の付け根、腱が浮き上がる所、長母指外転筋と短母指伸筋の間に圧痛が強いです。
Finkelstein test、Eichhoff test それぞれ陽性。
「ド・ケルバンですね」
腱鞘炎の親分、横綱、大統領です。
何度か通院してもらいましたが、帰りは天国また来て地獄。
手首に対する日々の負担が強すぎるために、すぐに痛みと腫れがぶり返してしまいます。

そこで提案です。
「一度病院で、強烈な消炎鎮痛処置を受けて来ませんか?」
「ステロイド剤ですか~?」

薬=悪? いやいや人間、水だって飲み過ぎれば死にます。
人類の生み出した最強の薬、ステロイド。
だからこそ、適切に使用するのです。

「多分注射をすれば、かなり痛みが楽になるはずです。でもその上で、本当の原因に対処しなければなりません」
「原因は使い過ぎじゃないのですか~?」
「そう、では何故使い過ぎてしまうか、なのです」
ド・ケルバンも含めた腱鞘炎は何分、その人の生活習慣・仕事の負担・気合根性心意気・色んな事柄が関係します。
そちらの方からもアプローチ出来ていないと、なかなか改善にたどり着けません。

「自分が思うに、Hさんの働き者かつ、せっかちな性格が第一の原因。プラス、」
肘の痛み(円回内筋)
腕の痛み(長母指外転筋)
猫背からの、腕の動きの悪さ
「この辺を機能改善したいです。それが本当の克服に繋がります」

当院が疼痛抑制をお願いしている市内の病院に、紹介状にて依頼しました。
疼痛緩和が果たした後に、当院が何を目標としているか。
ご本人さんに力説した事を、紹介状の文章にしたためました。

痛みさえ良くなればいい。
そう考える人は多いです。
その先にどんな価値を見出すか。
その先にどんな価値を提案できるか。
そして、共感して頂けるか。

そこの所が患者さんと病院の先生に、熱として伝わらないと、絶対に良い関係は築けません。

後日。
「もう全然痛くありませ~ん♪」
紹介状の御返事にも、
『後療継続お願いします』・・・よっしゃ!

右前腕疼痛残存部分にハイボルト電流にて疼痛抑制。
頸部~背部を筋膜リリース。その上で。

写真 背中に筋力トレーニング用EMS電極を取り付け、腕の動きの向上を図り、姿勢改善を目指します。

「仕事中は物事を小手先で解決しないよう、ちゃんと肩と腰を入れた動きをするんだからね」
「は~い」
Hさん、口調と表情はおっとりなんだけど、行動はせっかち気味なんですよね。
その辺は、ウチの範疇外だぁよ。

体はソリッド、笑顔は癒し系(一部誇張)、
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