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【右足首捻挫 腫れ・痛みが強い 城里町在住】|上水戸接骨院ブログ

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「接骨院で捻挫っちゃ、どーせ湿布ぐらいなんだっぺよ?」
(訳:接骨院における捻挫への対応は、きっと湿布への依存度が高いのでしょう?)
「んーないじやけっこと言ってねーでこっちこーよ、見してみ?」
(訳:そんな心ざわめく事をおっしゃらずに、ぜひこちらで拝見させて下さい)

・・・文字に起こすととんでもない会話ですが、互いに全く悪意が無いのが、茨城弁の高等コミュニケーション技術です。

70代女性・Sさん・城里町在住
昨日夕方から右足首が痛み出し、翌日朝に来院なさいました。
半年ほど前に急性腰痛症で当院に通院していた事もあり、既知のお付き合いです。
圧迫骨折の既往は無いものの、日頃の疼痛忌避姿勢の為に腰は曲がり、猫背傾向も強いですね。

こてこての茨城弁ばっちゃんがお相手ですと、自分も感化されますね。
「これ、ひねったん?」
「いいや、覚えがないね」
「それにしちゃ、随分腫れてんね」
右足外くるぶしの下周りが、ぞっくり腫れてます。
周囲のどこを押しても痛がりますが、くるぶし直上は圧痛無し。
骨折・脱臼が否定でき、まずはほっとしました。

「痛くて夕べは這って歩くようでね」
「でも、今は?」
「何とか歩けるよ、痛いけど」
発赤・熱感も所見無しですので、細菌感染等も否定できます。

「この最近、どうしてた?」
「色々動いてたね、立ったりしゃがんだり」
反復所作による捻挫、それによる滑液包炎ですかね。しかし、
「・・・これ、痛いけ?」
「いでいでいでいで」
前脛骨筋、内外側腓腹筋、大腿筋膜張筋、股関節外旋筋群等、腰から足にかけて軒並み筋肉が硬いです。

「いいけ、Sさん」
「ん?」
「あんたが今回足を痛くしたのは、足首に負担がかかったからだよ」
「やっぱりそうけ」
「でも、なんで負担がかかったかって言うと」
と、丸みのある背中~腰を触ります。
「こっちが本当の原因」
「なるほど、上から来てんのけ」
「いい姿勢っちゃ、大事だよ」
「じゃあ、もっと早くやっとけばいがったな」
「俺は半年前から同じ事言ってたっぺよ」
「・・・こうやって痛くしねぇと、そーいう事ってわかんねぇな。まだ人生間に合うけ?」
「もちろん」

繰り返しますが、茨城弁ではこれは標準使用の会話です。
先日、「イバラキスタン」という言葉を初めて知りました。
すごいな、これ。中央アジア? どんだけ異文化よ?
グンマー、翔んで埼玉、チバニアンみたいなものでしょうか。 ← 最後違う
そういや中央アジアを受験で覚えるのに、「加藤タキ」って有名な語呂合わせがありました。

か カザフスタン
と トルクメニスタン
う ウズベキスタン
た タジキスタン
き キルギスタン
い イバラキスタン

加藤タキイィッッ!
馴染む、馴染むぞ!

閑話休題。
まずは、腫れと圧痛の強い右足関節にアプローチ開始です。
立体動態波 吸引カップで15分。
3D-MENS これも吸引カップで15分。
その間、背中~腰~右下肢まで筋膜リリース。

「これだけで随分腫れが引いたね、見てみっけ?」
「わっ、本当だ」

圧痛もかなり消失しましたが、残ってる痛みにはハイボルトをグリップ導子で叩き込みます。
「歩いてみ」
「・・・すごい、全然平気だわ」
「でも、こっからが大事だよ」

動画
体幹に3D-EMSを装着し、ドローインを組み合わせたトレーニング風景です。
70代女性にも、決して過剰な負担はかかりません。
腹圧を高め、これから段々と体幹の機能改善を目指しましょう。

「家でもやんだかんね」
「出来っけね?」
「誰がやんだよ」
「あたしだ」
舌を出しながら、笑顔で帰って行きました。
ちゃんと運動しとけよ~

ジーク、イバラキスタン! 当院ホームページはコチラ

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