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肩・頸 肩こり

【様々な肩こりの原因には、頚椎椎間板ヘルニアの可能性も?】|上水戸整体院ブログ

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60代 女性 Hさん

以前から目が悪く、手術の経験も幾度かあります。
肩もそうですが、左右首側面、それと背中の痛みが強いです。

視力、特に目の動きに不安のある方は、後頭部の筋肉のこわばりが強くなります。後頭下筋群と呼ばれる筋肉が、体が動くたびに必要な、目の微妙な動きを助け続けるからです。
それに伴い、神経や血管の通り道を引き締め、頭全体や背中、腕の方までも痛み等が見られる事があります。

Hさんへの施術はまず、超音波・ハイボルト電流コンビネーションで、首側面の痛みを解消した上で、後頭下筋群リリース。第一頸椎の働きを整えます。

で、本当は「機能改善」まで持って行きたいのですが、ご本人さんがまったく乗り気になりません・・・
「私の肩は、目から来てるのが10割だから」
どうも、そんな風に思っていらっしゃる節がありますね。
確かに、目から来ている理由の割合はかなり高いです。
でも「機能改善」した結果、「良い姿勢」に辿り着ければ、きっと今とは違う体の負担になると思うのですが。うーん。

実際、施術の効果は2,3日しか持ちません。
来院頻度が多くとも週一のHさんに、いかに「機能改善」を訴えるか、今後の課題です。

7さい おんなのこ Nちゃん

「あたし、かたこっちゃったのーーー」
「そうなんだーーー」

Nちゃんは小学2年生、3歳からピアノをしている、絶対音感の持ち主です。
同年代と比べて小柄、日々のピアノの練習、そしてお父さんそっくりの「なで肩」。
「肩こり」の原因はその辺りでしょうか。
・・・ご家族には話題にしていませんが、自分は別の理由を考えています。
それは、「いい子すぎる」という事です。

ご両親やお兄ちゃん達、周囲の方々の愛情を一身に受けて、のびのび天真爛漫なNちゃん。
大人の前でも萎縮せず、お話しやいたずらが大好き。
本当に可愛い、いい子です。バレンタインにチョコもくれるし。

いい子すぎて疲れている?
多分、自分の考え過ぎかもしれませんが。
とりあえず、自分に出来る事は、ちっちゃいその背中をよーくなでてあげる事と、院内の色鉛筆を好きに使ってもらう事、ただそれだけです。
ここではゆっくりしていってね、Nちゃん。

90代 男性 Uさん

自分でグイグイ、力一杯肩を揉む。
湿布は毎日、欠かさず貼る。24時間貼る。
内科に行っても、肩に痛み止めを打つよう頼む。
自分で決めた体操はするけど、お願いした体操はしない。
・・・むぅ、面倒な爺さんですな。 ← 失礼

もちろん、「機能改善」もイマイチ伝わりません。
仕方ないので、毎回黙って「体幹」にEMSトレーニング電気療法をしておきました。
腰や膝も調子悪いので、やっといて損にはなりませんし。

そんなある日、
「最近、随分調子がいいんだよ」
「それは良かったですねぇ」
「自分で色々頑張ってるからな!」
「(“゚д゚)」
ま、いいか。

50代 男性 Yさん

「最近、肘枕でテレビ見てると、5分持たなくて」
「痛くてですか、しびれてですか?」
「両方」
スパーリングテストで右三角筋MMT低下。こりゃあいけません。
「首の神経に、何か触りかけていますね」
「えっ、肩こりと違うの?」

ご本人さんは「ひどい肩こり」と思っていても、その裏に何か病気が隠れていることが多々あります。
「ヘルニア?」
「いえ多分、狭窄症、骨の変形ですかね」
「手術必要?」
「まだ様子見でいいかと思います」
日常からずっとこの症状なら、即整形ご紹介です。

今現在Yさんは、丁寧に「機能改善」に取り組んでいます。
筋力トレーニングをしながら「体幹」を意識し、「姿勢」を正す、地道な作業を頑張って貰っています。
その甲斐あってか、痛みやしびれが出る動作はかなり減って来ました。
肘枕 → やらないで
運転中 → 深く座って
パソコン → 顎を引いて
日常生活上でのお願いも、頑張ってもらっています。

肩こり、揉むか、揉まないか。
自分は、必要な分だけ、揉みます。
「もっと揉んでくれ」と言われても、
「それよりも大切な事があるから」とお断りする事もあります。
なぜなら「肩こり」には、それぞれ様々な原因があるからです。
その一人一人の原因に向き合う事が、大切だと思います。

 

 

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