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【腰椎椎間板ヘルニアの経験がある人は、肩こりにも要注意】|上水戸整体院ブログ

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60代 男性 Sさん

「俺の肩こりは、強く揉まなきゃ効かなくてね!」
「強く揉んでるから、効かないんですよ」
「えっ?」

強く揉まれ自慢の人って、多いですね。
どこに行っても、まだ弱い。
どこそこの先生が、根を上げた。
美容室で、びっくりされた。
肩が、硬く、固く、堅くなっている・・・
でもこれは、今まで巡り合った施術が悪いのです。

強く揉むほど、筋肉は微細な断裂を起こし、そして修復されます。
断裂、修復を繰り返すうちに、筋肉はより硬くなり、もっと強い刺激でないと、爽快感が得られなくなるのです。

まずは冒頭のSさんの、肩こりの原因探しから始めます。
Sさんは30代の頃に、腰椎椎間板ヘルニアの経験がありました。入院しましたが、手術はしていないそうです。
椎間板ヘルニアになる原因は、今までの自分の経験則から、半分体質、半分生活習慣、かと。
つまり一度改善しても、ちゃんと克服していないと、また椎間板ヘルニアになる可能性は高いのです。
腰も、首も。すべての椎間板にその可能性はあります。

「じゃあ俺の肩こりは、首の椎間板ヘルニア?」
「いえ、それは大丈夫みたいですね」
首~背中、腕にかけての神経症状はありませんでした。

おそらく、Sさんの肩こりの原因は、
若い頃から腰が不安
→ 体幹が弱い
→ 姿勢も悪くて、猫背気味
→ でもって、今まで強く揉まれるのがスキ
そういった見立てで、原因からアプローチしていきます。

まず、ウチに来て頂くごとに、肩を揉む力を少しずつ弱くしました。
・・・ご本人さんには気付かれないよう、数ヶ月単位で。
我ながら、施術の変態です(笑)
コリのつらい所には、超音波・ハイボルト電流コンビネーション、背中こりにも肩甲骨はがしリリースで、日々の痛みやつらさは、これである程度は解消します。
でも、これでおしまいにしますと、絶対にまた数日以内に肩がこります。
そこで、「機能改善」の出番です。

柔軟体操をいくつか提案し、腰回りの筋肉の柔軟性を作り上げました。
体幹トレーニングも交え、肩の為に、腰を完全に克服します。
定年を迎えた直後でもあり、現役時代よりも体重を落とした事も、功を奏しました。
AKA博田式骨盤矯正を交えながら、日数をかけて、そり気味だった背骨に対し、理想の位置に戻ってもらいます。
やがて猫背が随分と解消し、そして、長年の肩こりも感じなくなりました。

今ではもう、肩も腰も不安はなくなり、定年後の農作業が日々の励みだそうです。
たまに「頑張りすぎて疲れたぁ」とか言いながら、ネギを一抱えお土産に持って来て頂いてます(笑)
その度に腰と首の再調整をしてリフレッシュ、以前ほどの手間もかからず、体のお手入れレベルで回復します。

「肩こり」が克服できた例を紹介できました。
他の方々の症例に続きます。

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