【肩が痛くて上がらない? 年肩? それとも?】|上水戸整体院ブログ

水戸市在住、70代女性。
「あたし50肩かしら?」
「まぁ、お若い(笑)」

contents

1 美魔女の先駆者?
2 肩が痛い=40肩・50肩?
3 痛みの本当の理由「巻き肩」
4「巻き肩」解消のトレーニング
5 たったの10回で?
6 痛みが解消された理由

1 美魔女の先駆者?

確かにIさんは、70代後半には全然見えませんですよ。
今でも美容室のお仕事をなさっていて、とても溌溂とした方です。
「それじゃ、40肩?(笑)」
「いやいやまあまあ(;・ω・)」

2 肩が痛い=40肩・50肩?

右腕の上がり具合を確かめると、
「上げる時に痛いのよ」
「なるほど」

肩の痛みは大きく分けると、
・上げる時に痛い
・下げる時に痛い
・寝てても痛い

の3種類に分類できます。

「この内、40肩・50肩の痛みは『下げる時に痛い』に分類出来ます」
「じゃぁ、あたしは『上げる時に痛い』から、」
「そう、年肩ではないのですよ」
「だとすると『上げる時に痛い』理由は何ですの?」
「その説明のためにも、写真を撮らせて下さいな」

3 痛みの本当の理由「巻き肩」

自然に腰かけている写真を、背後から撮影しました。
「右肩が少し、前に出ていますね」
「自分じゃ気付かないわねぇ」

肩が前に出ている、肩をすぼめている姿勢を「巻き肩」と言います。
猫背気味の方には多く見られる姿勢です。
「巻き肩」ですと、軟部組織が挟み込まれて、腕を上げる時に痛みが出やすくなります。

「巻き肩」は「肩甲骨の角度」がもたらします。
肩甲骨の位置が悪いと「巻き肩」が生じます。

「あたしの仕事のせいもあるかしら」
「確かに、理美容のお仕事は巻き肩になりやすいですね」

4「巻き肩」解消のトレーニング

という訳で、肩甲骨の位置を正して、働きを取り戻す体操をしましょう。

腰かけた姿勢で、斜め上にゴムチューブを持ちます。
「これを、背中で引っ張って下さい」
「?」
「手首も肘も肩も、一切使ってはいけません」
「ちょっと、良く分からないわ?」
「背中の、この部分を使うんですよ」
と、背中の真ん中あたりを触れます。

「こうかしら」
「身体も横にずらさないで~」
「難しい~」
「ハイ10回、頑張って!」

5 たったの10回で?

普段意識した事が無い身体の部分を使おうとするのは、結構大変です。
でも10回終わりますと、
「やぁ、左右の肩の位置が揃いましたよ」
背後から撮影して、一緒に確認します。
「あら、ホント」
「では、また腕を上げてみて下さい」
「・・・さっきよりも痛くないわ」

6 痛みが解消された理由

チューブトレーニングにより、筋肉の働きが整う

肩甲骨の位置が修正される

腕を上げる時、軟部組織が挟み込まれなくなる

痛みが和らぐ

肩が上がらない、痛い = 40肩・50肩
と判断してしまうと、至りにくい解決方法です。

「さすがにいつまでも40代・50代って訳にはいかないのね」
「でも、60肩ぐらいは言ってもいいかもですよ?」
「まぁ」
どうぞ、いつまでも若々しくいらして下さいな。

空いた時間に苦笑い、
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