名医やゴッドハンドの施術は受けたけど・・・|

  • 2020年1月23日
  • 1887view

【名医やゴッドハンドの施術は受けたけど・・・|上水戸整体院ブログ】

「俺の事をたくさん揉んでくれな!」
「だが断る!」

contents

1 数ヶ月~数年待ちもザラ?
2 身体のつらい、本当の理由に向き合う
3 受け身、とは何ぞや
4 痛みを我慢はしないで体操をする
5 3歩進んで2歩下がろうとも

1 数ヶ月~数年待ちもザラ?

「俺は、名医やゴッドハンドっていう人の所へは、全部行ったよ!」
70代男性、水戸市在住のIさんは、そう言って豪快に笑います。
「そうなんですか」
半分冗談かと思って聞き流していましたが、
「板橋のどこどこ、宇都宮のだれそれ、御前山のあれこれ・・・」
出てくる名前は、テレビや雑誌で良く名前を聞く先生や施術所ばかりです。

「・・・いやぁ、関東近辺は本当に全部行きましたね~」
「そうなんだよ!」
と、Iさんは豪快に笑います。

「有名な先生は予約も取りづらいでしょう?」
「そうだね、何か月待ち、って所もあったよ」
「そういう所は、繰り返し通えるんですか?」
「いや、だいたい1回か2回だね」
「なるほど・・・」

2 身体のつらい、本当の理由に向き合う

Iさんは長年、石切工として仕事一筋、数年前にリタイヤした後、痛みやつらみをずっと我慢してきた身体のケアをして来たそうです。
「すっかり背中が丸まっちまってな!」
「働き者だった証拠ですね」
「うん、悪い遊びはしなかった!」
と、Iさんは豪快に笑います。

「しかしそれだけ名医巡りをして、身体の調子はいかがですか」
「うん、それでも腰と肩が痛いんだ、座ってても、歩いても」
Iさんの身体を拝見したところ、問題があるのは猫背からの重心の変化の作用です。

「ここの噂を聞いて来たんだ、たくさんやってくれよな!」
「いや、ちょっと待って下さい」
「?」
「Iさん、5回くらいは通えますか?」
「ああ、ここは近いから、ちゃんと通えるよ」
「それともう一つ」
自分はIさんのにこやかな顔を見据えます。
「気持ちが受け身では、良くなりませんよ」
「・・・」
Iさんの笑顔が、消えました。

3 受け身、とは何ぞや

Iさんはなるほど、評判の良い所へあちこち、はるばる頑張って通いました。
「やはり、その場ではかなり良くなりましたか?」
「ああ、そうだね」
「長持ちはしましたか?」
「・・・いや、あんまり」
「ご自宅でやるべき体操とか、指導はありました?」
「そんなのは誰も無かったな」
やはりIさんは受け身、なのです。

Iさんは長年、自分の身体を痛めつけて頑張って来た職人さんです。
どんな不調があっても、愚痴を漏らさず仕事を続けてきた男です。
「だからこそ、やっとこさ自分の時間が作れるようになってな」
「うんうん」
「孫とも遊びたいし、趣味の写真も撮りたくて」
「なるほど」
「でも、こう腰と肩が痛いとなぁ・・・」
「そうですね」
「先生、治してくれよ、お願いだよ」
「・・・いや、そうじゃないんです」

ここは当院の方針として、大切な所です。
「Iさんは今まで、受け身だったんです」
「・・・?」
「腕の良い先生に、しっかりやってもらおう、」
「そうそう」
「ゴッドハンドに治して貰おう」
「その通り」
「でも、それじゃいけませんよ」

4 痛みを我慢はしないで体操をする

Iさんが身体をつらくしているのは、今までの生活習慣の蓄積です。
常にうつむき加減で、玄翁と鏨を使って、一打一打石と向き合う日々。
「Iさんは、身体の使い方が大変アンバランスなんです」
「うん、それは自分でもわかる」
「だからこそ、身体をまんべんなく使えるようにならないといけません」
「・・・うーん、どうやって?」
「体操をする事が大切です」
「今まで全然やった事ないな」
「だからこそ、そこに伸びしろがあると思います」

「でも、体操するのも痛いんだよ」
「だからこそ、まずは自分が最大限痛みを楽にして見せます」
「うん」
「そうしたら、体操をお土産にするので、ご自宅で丁寧にやって下さい」
「俺、覚えられっかな?」
「忘れたらお電話下さいな」
「・・・よし、分かった!」
と、Iさんは豪快に笑いました。

5 3歩進んで2歩下がろうとも

それからのIさんとの施術方針は、

痛みを楽にする施術

体幹トレーニングやストレッチを2~3種類ほど説明

帰宅

その日の午後に電話が来る

「今日やったのって、どうやんだっけ?」
「ああ、それはですね・・・」

次の日も電話が来て

「忘れちゃったよ」
「えっとですね、」

そして次の来院日、

「二つしか覚えてないや」
「二つ覚えていれば十分ですよ」

そして約2ヶ月、計5回の施術が終了です。
「いや~、だいぶ楽になったよ!」
「それは良かったです、体操も10種類以上は身に付きましたね」
「毎日、朝昼晩やってるよ!」

その後Iさんは、調子の上がった身体を維持するために約2ヶ月に1回の頻度で来院なさっています。
「もっと新しい体操あっけ?」
「ちょっと難しいのもありますけど、いかが?」
「忘れたら電話すっから大丈夫!」
と、Iさんは豪快に笑いました。

空いた時間に苦笑い、
上水戸接骨院・整体院ホームページ
上水戸接骨院・整体院ブログトップはコチラ

h